取扱い業務一覧

遺言書とは遺言書とは依頼者さまが亡くなった後に、ご自分の財産をどのように分配してほしいかという思いを書面にしたものです。遺言書の考え方はおおきく2つあります。@遺言者の意思を実現するために作る。A相続発生時に相続人が遺産分割協議において揉めないために作る。@の考えは遺言者ご自身のために、Aは推定相続人のために遺言書を作るというメリットがあります。また、A推定相続人のために遺言書を作るという場合にお...

遺言執行遺言執行とは遺言書の内容を実現するための執行業務のことです。遺言書は生前に作りますが、死後に実現するには誰かがその内容を実現してくれる必要があります。その業務を行うのが、遺言執行者です。遺言執行者遺言執行者という職種があるわけではありません。遺言者が遺言書で指名するか、裁判所での選任によって定められます。法律で制限されている場合を除いて一般の人でも就任することが出来ますが、その専門性から弁...

遺産分割協議遺産分割協議とは遺言書が無い場合の相続で、相続人間の相続財産分割の協議をさします。遺言がある場合の指定分割と違い、遺産分割協議は法定分割を原則に考えます。寄与分や特別受益も考慮します。寄与分と特別受益寄与分とは、被相続人の生前、特定の相続人が財産上の寄与をしたことをさします。特別受益は、被相続人が生前、特定の相続人に財産上の贈与などを行ったことをさします。寄与分と特別受益は一定の計算方...

後見人後見人は認知症などにより判断能力が低下した方に代わり、財産の管理、身上の監護をおこないます。判断能力が低下してから申し立てる法定後見と、あらかじめ指名しておく任意後見があります。将来のために備えておく意味で任意後見契約をおススメします。当事務所の行政書士の後見人業務は、身上監護に重心を置いています。在宅でも老人ホームでも月一回の訪問により本人の状態を把握し、生活環境の維持改善に努めます。任意...

お年寄りみまもり支援行政書士ゆかわ事務所では、お年寄りや体の不自由がある方、その他生活に不安がある方を対象とした生活のみまもり支援をおこなっています。月額1万円を基本として、月一回(3時間程度)生活状況の確認のため訪問します。生活みまもり支援の報酬および費用生活みまもり支援契約書作成報酬(初月のみ30,000円)     +生活みまもり支援(月額10,000円)その他、費用は別途(役所の手続き同行...

自己決定権の拡大近年、人間の自己決定権の認識が広がっています。医療におけるムンテラという言葉はムンドテラピーというドイツ語の略ですが、その語源には命令というニュアンスがあります。昔の医療はお医者さんの指示によって患者が治療を受けるという先生主体の治療でした。それが20年くらい前からインフォームドコンセントという患者が自分の身体、病気の情報にアクセスする権利が定着してきました。つまり現場における主体...

行政書士とは行政書士の業務とは何でしょうか。まちなかのパン屋さんやお医者さんは、何をしているか想像つきますよね。しかし、行政書士と常日頃接している人は世の中に多くはないと思います。では条文を見てみましょう。行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする(行政書士法第1条の2)大まかに行政書士業務は「官公署に提出する書類」と...

家庭法務とは当事務所のメインの取扱業務は家庭法務です。家庭法務は家庭における法務分野全般をさします。遺言や相続、婚姻関係など皆さんの身近に存在する家庭の悩み事、それが家庭法務です。予防法務とは予防法務という言葉はあまり聞きなじみがないと思います。予防法務はお医者さんで言う予防接種に似ています。病気を防ぐために予防接種を受け、身を守る。そのイメージを予防法務に当てはめてみましょう。予防接種は病気を予...